クロマグロ等の魚類養殖産業支援型研究拠点 | 近畿大学21世紀COEプログラム
Japanese English
近畿大学21世紀COEプログラムホーム プログラムの概要 研究プロジェクト シンポジウム・セミナー 助成制度 活動報告
ホーム > 活動報告 > 日本フードシステム学会 関東支部研究会参加報(東京大学)

活動報告
■日本フードシステム学会 関東支部研究会参加報(東京大学)
COE博士研究員 山本尚俊(流通・経済グループ)
2004年12月11日、日本フードシステム学会 2004年度 第3回 関東支部研究会(東京大学農学部)において、『水産物のフードシステムの革新を考える―マグロを事例として』と題したシンポジウムが開催され、流通・経済グループから小野征一郎教授、日高健助教授、山本尚俊COE博士研究員の3名が参加しました。

まず、小野座長からテーマ選定の主旨やマグロ産業の現段階を踏まえた解題が行われた後、下記のタイトルに基づき4つの報告が行われました。第1報告では、婁教授から冷凍天然マグロの一船買い取引にみられる構造変化が述べられ、次いで、第2報告で山本が量販店のマグロ販売とその変化を、養殖物を軸としたトロの販売強化と商品化対応という点から報告しました。また、第3報告では、養殖マグロを含め、マグロ需要市場の一角を成す回転寿司産業に焦点をあて、その現状と将来展望に関して辻氏が、さらに第4報告では、海外マグロ養殖の主産地であるオーストラリアの産地展開に関して日高助教授が報告されました。報告内容からも明らかなように、議論の対象は天然・養殖マグロの両種を含み、また、川上・川中・川下に至る各過程を網羅する形で構成されています。

その後の総合討論では、農漁業・食品経済、商学・マーケティングなど多分野の研究者に加え、日本鰹鮪漁業協同組合連合会をはじめとする各界関係者を交えて活発な討議が行われました。養殖マグロの市場拡大は、消費者に「安価なトロ」の提供を可能にする一方、天然マグロを含めたマグロ産業に多大な革新とインパクトをもたらしており、その意味においてもCOEプロジェクト研究のさらなる前進が肝要であることを痛感致しました。

<13:30〜16:00>
解題・問題提起
小野征一郎
近畿大学教授
COE流通・経済グループリーダー

1.マグロ取引における協調的関係―「一船買い」構造のゆらぎ―
婁 小波
東京海洋大学教授

2.量販店のマグロ販売―養殖マグロを中心に―
山本尚俊
近畿大学COE博士研究員

3.回転寿司産業の現状と今後の方向性
辻 雅司
水産タイムズ社

4.オーストラリアにおけるマグロ養殖
日高 健
近畿大学助教授

<16:10〜17:00>
総合討論

なお、山本報告は「若手研究者の自発的研究に対する助成制度」に基づき実施した研究成果をベースとしています。この場をお借りしてお礼申し上げます。

近畿大学
サイトマップ お問い合わせ プライバシーポリシー