クロマグロ等の魚類養殖産業支援型研究拠点 | 近畿大学21世紀COEプログラム
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活動報告
■larvi 2005: 4th fish & shellfish larviculture symposiumに参加して(ベルギー・ゲント)
COE博士研究員 中川 至純 (種苗生産・養殖グループ)
平成17年9月5日〜8日にかけて、ベルギー・ゲント大学において、Larvi’05(4th fish & shellfish larviculture symposium)が開催された。本シンポジウムは魚類だけではなく介類や甲殻類の初期飼育全般をカバーし、ヨーロッパを中心に、50カ国上から400人以上がシンポジウムに参加した。本シンポジウムのユニークな点として、ポスター発表は、各自のポスターの前で発表を行うだけではなく、各セッションの口頭発表の終わりに、レポーターがそのセッションのポスターを紹介し、会場にて著者とレポーターとの質疑応答を行うところである。報告者は、「Changes in planktonic structure in rearing water during the intensive larvicultre of Pagrus major」というタイトルで、仔魚の飼育環境および餌も含めた微生物相と仔魚の生残との関係についてポスター発表を行った。質疑応答において、光環境と仔魚の生残との関係について質問があった。

報告者が特に関心を持った話題は、生物餌料に代わる微粒子配合飼料の可能性に関する研究であった。概略すると、微粒子配合飼料を用いた飼育には、栄養学的な問題点があり、仔魚の摂食開始期から微粒子配合飼料のみでは飼育が難しい。また、生物餌料と微粒子配合飼料を合わせて用いると、仔魚の生残と成長が良い。これらの内容は、現在我々が行っているCOE国際横断プロジェクト「飼育環境保全型の飼育技術の開発」にも大変参考になった。

また、現在ヨーロッパではSeabassの脊椎骨異常が問題となっている。大きなプロジェクト(EU ORCIS)を立ち上げ多くの研究者によって、その原因について研究を行っており、その成果が報告された。多くの知見が得られたが、まだその原因・メカニズムについての解明には至っていない。

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