クロマグロ等の養殖科学の国際教育研究拠点 | 近畿大学グローバルCOEプログラム
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GCOE拠点

拠点リーダー挨拶

GCOEプログラムの概要

拠点の組織と研究内容

教育実施体制について

拠点リーダー挨拶 熊井英水
近畿大学水産研究所を中核として、大学院農学研究科水産学専攻・応用生命化学専攻が、2008年度グローバルCOEプログラムの学際・複合・新領域分野に申請した「クロマグロ等の養殖科学の国際教育研究拠点」が採択されました。このプログラムは、ポストCOEプログラムとして位置づけられるものであり、グローバル化が益々進展する中にあって、文部科学省が世界最高水準の国際競争力のある大学づくりを一層推進して、卓越した教育研究拠点の形成を目ざすものであります。

さて、標題にかかげましたクロマグロにつきましては、現在世界的な健康志向の高揚による魚食ブームを背景にその需要が急増し、世界の各海域で資源の減少が問題視されていることは周知の通りであります。そのため、世界最大のマグロ消費国であります日本に対する風当たりが極めて強く、ワシントン条約(ITES)や国際自然保護連合(IUCN)などの動きも活発化しています。

また、現在わが国を始めとしてヨーロッパや中東諸国、オーストラリア、メキシコなど世界各国で行われているクロマグロ養殖は、その種苗を100%天然に依存しており、養殖の生産および経営は資源の変動に大きく左右されるばかりか、資源の枯渇に直結する由由しき問題となっています。そのため、クロマグロの資源増強や養殖種苗の生産を目的とする種苗生産技術の開発は、世界から強く求められています。わが近畿大学では、2002年に初めてクロマグロの完全養殖を達成しましたが、産業規模での種苗量産はこれからの課題であり、かつ喫緊を要する問題でもあります。

本プログラムでは、これらの目標を確実に達成するため、人工種苗の生産から商品流通を網羅した人工種苗、養殖、環境、養殖魚の利用・安全、流通・リスク分析に至る5つのグループを組織しまして、得られた研究成果と拠点で肌理細かなトレーニングを積んだ国際的に通用する研究者を世界に向けて強力に発信して、クロマグロのみならず「世界の魚類養殖教育・研究分野」における本拠点のリーダーシップを確立していきたいと念願しております。

皆様の心からの御支援と叱咤激励をお願い申し上げる次第であります。

近畿大学