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品種改良

水産業界発展への使命を帯び新たな優良品種を市場に提供
人工ふ化による完全養殖の成果を生かし、よりすぐれた品種を誕生させる交雑技術を推進。現在では、高級魚の安価な流通にも貢献しています。


大学と社会が両輪となって研究成果を活用
近畿大学が掲げる実学は、学問の成果を世の中へ生かし、大学と社会にとっての利益へとつなげること。産学連携による、さらなる発展にその真価があります。

水産研究では、人工ふ化に成功した魚の種苗を養殖業者に提供することによって、従来高価であったマダイやハマチ(ブリ)などの高級魚の安価な流通に成功。供給量の飛躍的な伸びにもつながりました。

その後も、ブリ属の品種改良の一環として、ブリより商品価値の高いヒラマサとの交雑種であるブリヒラ(ブリ雌×ヒラマサ雄)が1970年に誕生。

ブリヒラの成長はブリより遅いものの、2歳魚でヒラマサの2倍になるため、結果的に収獲量が増し、安定した供給量を確保できるようになりました。この魚種も商標登録をしています。


より美しい養殖魚への挑戦
市場へ出荷されている交雑魚の中に、マチダイ(マダイ雌×チダイ雄)があります。マダイの天然魚は鮮やかな赤色を帯びていますが、養殖魚は紫外線による日焼けによって黒化してイメージを損なっていました。

一方、チダイは成長が遅いものの、養殖しても赤色がほとんど失われない特徴があります。

そこで両魚を交配することによって、天然魚のような赤色を帯び、チダイよりも成長の早い形質を備えたマチダイが生み出されました。

しかし、体表が傷つきやすいなどの問題もあり、新たにマダイとマチダイを交配した「マチ戻し」を誕生させ、従来のマチダイよりすぐれた形質を備えています。


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